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9月9日は「救急の日」大切な人の命を救うために

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神奈川県綾瀬市

救急医療と救急業務に対する正しい理解と認識を深めるため、9月9日は「救急の日」と定められました。この日を含む日曜日~土曜日の1週間を「救急医療週間」としています。

■あなたはAED使用などの救命処置ができますか
急な病気やけがなど救急事故の現場に居合わせた人(バイスタンダー)が、救急車到着までの間に応急手当を行うことで、救命や症状の悪化防止などにつながります。いざというとき、私たち一人一人に救命処置の正しい知識が必要です。
市では、下表の日程で普通救命講習会を行います。大切な人の命を救うために、同講習会に参加して、心肺蘇生法や自動体外式除細動器(AED)の使用方法を覚えましょう。

◇同講習会(成人)

◇同講習会(小児・乳児)

※救命処置の方法は、本紙5ページか市ホームページでも確認できます

場所:消防本部対市内在住・在勤の中学生以上の方
定員:各日20人(申込順)申同署へ電話

■新しい救急資器材「自動心臓マッサージ器」を紹介します
心臓が止まってしまった傷病者には、「胸骨圧迫」という処置を途切れることなく行うことが不可欠です。
救急隊員は日頃から救命率向上のため、胸骨圧迫の訓練を繰り返して行っていますが、搬送時などどうしても胸骨圧迫を中断しなければならない場面があります。
自動心臓マッサージ器とは、胸骨圧迫を自動的に行ってくれる機械で、走行中の揺れる車内や時間がかかる長距離の搬送などでも、有効で絶え間ない胸骨圧迫が可能です。市では今年3月に導入しました。
機械による胸骨圧迫には、「安全なのか」「機械任せで冷たい」と思われるかもしれませんが、有効な胸骨圧迫が行えるので、ご理解をお願いします。

■救急車の適正利用にご協力をお願いします
救急車は、けがや病気などで緊急に医療機関への搬送が必要な人のためのものです。
救急車の要請が増えると救急車の到着が遅れ、救われるべき命が救えなくなる可能性があります。
緊急性がない場合は、自家用車やタクシーなど一般の交通機関を利用してください。

●このような時は救急車を呼びましょう
・片方の手足に力が入らない、話し方がおかしい
・胸が締め付けられるように痛い、息苦しい
・今まで経験したことがないような頭の痛み
・意識がない、けいれんを起こしている

◇119番通報をしたら聞かれる(伝える)こと
・救急車が向かう住所
・誰が、どうしたのか(病気、けが、交通事故など)・(具合が悪い方の)年齢、性別

◇このようなことも聞かれます
・呼吸は普通にしているか、会話はできるか
・冷や汗をかいたり、顔色が悪くなったりしていないか
・通報してくれた方の名前、電話番号
※通報時に電話を通じて応急手当などの指導があった場合には、落ち着いてその指導に従って可能な限り応急手当を実施してください

◇救急車が来るまでに準備しておくと良いもの
・保険証や診察券
・お薬手帳や普段飲んでいる薬
・現金(初診料や預かり金が発生する場合があるため)
・携帯電話(緊急連絡先が分かるメモ)
・傷病者の靴や上着

■AEDの使用と心肺蘇生法の手順
(1)倒れている人の周囲の安全を確認する
(2)倒れている人の意識を確認する
(3)意識がない場合、助けを呼び119番通報とAEDの手配をする
(4)倒れている人が普段どおりの呼吸をしているか確認する
(5)呼吸がない場合、胸骨圧迫を30回行う(傷病者の口元を布やタオル、マスクなどで覆う)
(6)気道の確保を行う
(7)人工呼吸を2回行う(新型コロナウイルスなどに感染している方や感染が疑われる方、感染しているか不明な場合などは省略)
(8)AEDが到着するまで、(5)と(7)を継続する
(9)AEDの電源を入れる
(10)付属のパッドを取り出し、AEDに示されている図のとおりに、傷病者の肌に直接貼る
(11)周囲の人が傷病者に触れていないことを確認し、ショックボタンを押す
(12)救急車が到着するまで、(5)と(7)、(11)を繰り返す
※(10)〜(12)は、AEDの音声メッセージに従ってください

問合せ:消防署
【電話】76・0119

       

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