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持続可能な社会を目指してサントリーグループとペットボトルの再利用協定を締結しました

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神奈川県綾瀬市

市は、新たなペットボトルリサイクルの取り組みである「ボトルtoボトルリサイクル事業」に関して、サントリーグループ(サントリー食品インターナショナル株式会社とサントリーMONOZUKURIエキスパート株式会社)と、県内初となる協定を締結しました。

■「ボトルtoボトルリサイクル事業」って?
回収された使用済みペットボトルは、細かく砕いた後にさまざまな形に生まれ変わっています。大半はプラスチック製の食品トレイや食品用のパウチなど、別のプラスチック製品に生まれ変わっていて、再度ペットボトルとして利用できるものは全体の1~2割に限られていました。
今回の新たな取り組みである同事業は、回収されたペットボトルのうち、汚れて再生できないペットボトルを除き、全てをペットボトルとして再生利用する取り組みです。ペットボトルを1回限りの利用で終わらせることなく、循環型のリサイクルが実現されることになります。

■なぜ「ボトルtoボトルリサイクル事業」にするの?
これまでのリサイクル方法では、ペットボトルとして再生できなかったものは、プラスチックとして生まれ変わっていました。ところが、1度使用を終え回収されたプラスチックの大半が、固形燃料として再生されています。確かにリサイクルはされているのですが、燃料として焼却されてしまうため、結局は循環型のリサイクルになりません。
同事業にすると、ペットボトルからペットボトルへの再生率をほぼ100%にすることができ、資源の有効活用につながります。ペットボトルの生産に必要な化石燃料を減らすことができ、二酸化炭素の排出削減へつなげることもできます。

■これまでと何か変わることはあるの?
今までの出し方と何も変わりません。きれいなペットボトルに生まれ変わるために、引き続きルール通りの出し方をお願いします。

◇ペットボトル
飲料用、酒、みりん、しょうゆ、食酢、調味酢、ドレッシング調味料(ノンオイル)のペットボトル

(1)ふたをとる
(2)ラベルをとる
(3)なかをゆすぐ
(4)水切り
(5)カゴへ

・ふたは必ず外してください→ふたが付いていると圧縮できません
・ふたとラベルは容器包装プラスチックに出してください
・袋に入れず、収集所にある専用のオレンジ色のカゴに出してください

■持続可能な社会をつくるために
プラスチックは、私たちの生活に利便性と恩恵をもたらしてきました。一方で、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化といった生活環境や経済を脅かす地球規模の課題が一層深刻さを増しており、これに対応しながらプラスチック資源を有効に活用する必要性が高まっています。
市では、資源循環型社会の実現を目指しており、その取り組みの1つとして、ペットボトルをほぼ100%再生可能資源として循環利用する仕組みを構築します。各家庭でも、徹底したごみの分別がとても重要です。毎回のごみ出しの際に、可燃ごみの中に、資源として再生可能なプラスチックや紙が混ざっていないか、もう一度確認しましょう。こうした日頃の積み重ねをとおして、持続可能な社会を、皆さんと一緒につくっていきましょう。

問合せ:リサイクルプラザ
【電話】70・5667

       

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