【我慢しないで早期治療を】
■帯状疱疹の症状
帯状疱疹はピリピリと刺すような痛みから始まり、水ぶくれを伴う赤い発疹が、体の左右どちらかに帯状に出る皮膚の病気です。強い痛みを伴うことが多く、症状は3週間から4週間ほど続き、日本では80歳までに約3人に1人がかかるといわれています。
■帯状疱疹はひどくなる前に治療を始めることが重要
子どもの頃にかかった水ぼうそうウイルスが体の中で長期間潜伏し、免疫が低下した際などに「帯状疱疹」として発症します。
皮膚症状が治った後も、50歳以上の約2割の方は、長い痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」になる可能性があることから、できる限り早く医療機関を受診し、抗ウイルス薬による治療を始めることが重要です。
■帯状疱疹の予防
帯状疱疹は、加齢や疲労、ストレスによって免疫力が低下すると、潜んでいたウイルスが再び活動、増殖し、発症します。
予防にはワクチン接種もありますが、日頃の体調管理が重要です。食事や睡眠をしっかりと取り、適度な運動やリラックスした時間を持つことでストレスを減らし、免疫力を低下させないように心掛けましょう。
問合せ:健康づくり推進課
【電話】77・1133