ごみのダイエット待ったなし!
綾瀬市は、他市と比較して1日1人当たりの可燃ごみの排出量が約80g(おにぎり1個分)多くなっています。
ごみの処理には莫大(ばくだい)な経費がかかっており、皆さんの税金で賄われています。焼却施設の処理能力を保ちながら、長く稼働させるためにも、可燃ごみの減量化はとても重要になっています。
生ごみの水をよく切るだけでも、可燃ごみの重さを軽くすることができ、捨てるときにも負担が減ります。雑紙(がみ)やプラスチックを分別することで資源化もでき、可燃ごみも減量することができます。
まずは、1日おにぎり1個分の重さの可燃ごみから、減らしていきませんか。
■家庭で「3R」にチャレンジ!
「3R」とは、ごみとして出す量を減らす「リデュース(Reduce)」、一度使用したものを捨てずに再利用する「リユース(Reuse)」、ごみを資源として再生する「リサイクル(Recycle)」の頭文字を取ったものです。
市では、さまざまな形でごみ減量策を用意し、皆さんと一緒にごみ減量化に取り組んでいます。
「リデュースReduce」
濡れている可燃ごみは燃えにくく、焼却にたくさんのエネルギーが必要です。リサイクルプラザでは、可燃ごみの減量化のため、生ごみ処理機の購入費用の一部を助成しています。
家庭から排出される可燃ごみの中には、資源化できる雑紙やプラスチックが一定程度混入していることが、ごみの組成調査で分かりました。捨てる前に資源物ではないかもう一度確認し、分別しましょう。
「リユースReuse」
リユースの場として市役所に「ゆずります・ゆずってくださいコーナー」を設置しています。リサイクルプラザ内では年に数回、リユース品販売会も実施しています。実施する際は、広報あやせや市ホームページでお知らせするので、確認してください。
その他、不要になったものをフリーマーケットアプリやリユースショップに持ち込むなど、新しい引き取り手を探すことでリユースを推進することができます。
「リサイクルRecycle」
可燃ごみの中に混入している雑紙が少しでも資源化されるように、雑紙の分別啓発に取り組んでいます。
賞味期限切れなどの未利用食品の回収にも取り組み、液体以外の未利用食品は、リサイクルプラザで無料回収しています。回収後、大型生ごみ処理機で有機肥料にし、同プラザ内で無料配布しています。
■今年からこんなことにも取り組みます
雑紙の分別を促進するため、回収袋を作製し、4月に綾西地区で試験配布を行いました。そこから3カ月間、回収量を前年と比較した結果、およそ1.5倍となる約3tの雑紙を新たに資源化できました。
来年の初めごろから、綾西地区以外でも順次紙袋を配布するので、紙資源の分別にご協力ください。
■草木類の分別回収を始めます!
7月からごみ収集所へ出された草木類を有機肥料や燃料の原料にするリサイクルを実施しています。
今までは可燃ごみと一緒に回収し、焼却していた草木類を、可燃ごみとは別の車で回収し、資源化する取り組みです。
可燃ごみの回収後に草木類が残っていても、必ず回収するので安心してください。
~お願い~
(1)草木類には、鉢植えポットや軍手などその他のごみを混ぜないで、しっかり分別して出してください。
(2)草木類が入った袋が収集所に置いてあっても、8時30分以降にごみを追加で出さないでください。
問合せ:リサイクルプラザ
【電話】70・5667