発足9年目になる「綾瀬ロケーションサービス」は、地域住民組織「あやせ市ブタッコリ~ロケ隊(通称:ブタロケ隊)」と市がタッグを組んだ組織です。地域のネットワークを駆使して、映画などの制作会社の要望に合わせたロケ候補地を紹介しています。9月現在、2000件を超える問い合わせ、150作品以上の撮影実績があり、「ロケ地」という市の魅力が増え続けています。
この「ロケ地」に訪れることで市のファンになってもらう「ロケツーリズム」を、市ならではの観光として推進しています。
■綾瀬ロケーションサービスの流れ
映画・ドラマなど制作会社
↓(市に相談)
ロケ候補地との交渉・調整
↓(撮影決定!)
ロケ実施…ブタロケ隊が交通整理に協力。炊き出しなど食事や送迎サポートも!
↓(作品公開)
ロケツーリズムの取り組み
↓(効果)
市の知名度の向上
↓
市外からの誘客促進
↓
地域経済の活性化
◎ロケ候補地登録数は170カ所
(公共施設や飲食店、畑、一軒家などあらゆる場所を紹介)
◎エキストラ登録者数388人
(老若男女、厚木基地の米軍の方まで出演実績あり)
■PICK UP「市内ロケ弁当」
撮影時には市内のロケ弁を提供し、1回で80食以上の注文が入ることもあります。綾瀬のおいしさがギュッとつまったロケ弁は撮影隊にも好評です。
○ロケ候補地・エキストラ・ロケ弁提供事業者の募集
それぞれ随時募集しています。詳しくは市ホームページの各リンクよりご覧ください。
■ロケツーリズムとは
ロケツーリズムとは、ロケ地を訪れて風景と食を堪能し“おもてなし”に触れることで、その地域のファンになることを目的とした観光スタイルです。
ファンによる経済効果は大きく、観光で市内店舗などを利用してもらうことで、市の活性化につながっています。
市では、観光を楽しんでもらえるように、シーン写真や撮影時エピソードなどを掲載した「ロケ地看板」を設置し、さらなるファン獲得を目指しています。
市が舞台となった短編映画「たまには、大きな声で」のロケ地。ロケ地巡りに訪れた作品ファンが食事を楽しんでいる姿が見られます。
■市のロケーションサービス・ロケツーリズムによる経済効果(H26~R3)
◇直接経済効果
約3600万円
・撮影使用料、ロケ弁当など食事提供、美術協力など
・ロケ地ツアー、ご当地グルメ販売など
◇広告換算効果
約106億7000万円
・メディアなどの露出を広告宣伝費に換算
■ロケツーリズムの取り組み
◇公開に合わせたタイアップ企画を展開
映画「さかなのこ」では、パネル展の開催やスタッフ用オリジナルTシャツの製作、広報誌への掲載、市内にポスター掲示などを行いました。パネル展には、長崎県から訪れた人もいました。
◇公開後のロケ地を活用した取り組み
ロケ地看板・MAPの作成、ロケ弁当を味わいながら市内を巡るロケ地ツアーやシンポジウムの開催などによりPRしています。
ロケ地看板は市内に21基設置中!
問合せ:商業観光課
【電話】70・5685