自宅でできるトレーニングを紹介します。在宅ワークなど自宅で過ごす時間が多くなり、体を動かす機会が減少している方は、ぜひ、体力低下予防のために取り組んでみませんか。
トレーニングを行う際は、「実施のポイント」「実施の注意点」をよく読んで、安全に正しく行ってください。
■実施のポイント
○各種目の回数や時間はあくまで目安です。自分の体力に応じて調節をしましょう
○トレーニング実施中は、呼吸を止めないように数を数えながら行いましょう
○正しい方法でできているか、どこの筋肉を使っているか、常に意識しましょう
■実施の注意点
○病気やけが、服薬などがある方は、運動制限がないか、医師の指示に従ってください
○体調が悪い場合などは無理をせず、実施を控えてください
○実施中に体調不良や痛みを感じたら、無理をせず、すみやかに中止してください
■大胸筋のトレーニング
2~4秒で曲げ伸ばし10~15回、2~3セット
(初級)
(1)膝を付けた状態で肩幅より広めに手をつきます。
(2)頭から膝までが一直線になるよう肘を曲げます。
(中級)
(1)肩幅より広めに両手をつきます。
(2)肩、腰、膝、くるぶしを一直線となるように肘を曲げます。
◇解説
大胸筋は体を押すために必要な筋肉で、つまずきや転倒の際、壁や床に手をつき、体を支えることにつながります。
◇注意点
きつい運動をいきなり行うとひどい筋肉痛を引き起こします。あまり筋トレをしたことない方は、初級から始めてみましょう。
監修:(株)ハイクラス位高駿夫〔博士(スポーツ健康科学)〕
問合せ:スポーツ課
【電話】70・5656