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終末処理場で汚泥減量化と消化ガス発電事業に取り組んでいます
終末処理場は、下水を処理し、きれいにする施設です。処理の過程で発生する下水汚泥は堆肥やセメント原料として有効利用していますが、処分費が財政上の負担となっています。そこで、消化設備と脱水乾燥設備を整備して汚泥の減量化を図り、処分費を削減します。さらに、汚泥の消化で発生する消化ガスを発電事業者に売却し、消化ガスを利用した発電を行うことで、温室効果ガスを削減し環境負荷の低減につながります。6年4月からの事業運用開始に向けて整備工事を進めています。
9月10日は下水道の日です。この機会に下水道の役割や正しい使い方について考えてみませんか。
■事業の効果
1.経済効果
施設整備費がかかりますが、汚泥の減量化により、20年間で約5億円の経費節減を見込んでいます。
2.温室効果ガスの削減効果
1年間で約1100tの二酸化炭素の削減を見込んでいます。
問合せ:下水道課
【電話】70・5683