■進学などに向けた不安を解消「中学生学(まな)び舎(や)」
◇全ての中学校で、放課後や長期休業期間に先生が自主学習をサポート
一人きりで行うことが多い自主学習ですが「中学生学び舎」では、先生が個々の状況に応じたさまざまなアドバイスを行っています。
「学校の先生が勉強を見てくれる」という安心感が、進学などについての不安を解消し、先生と生徒の信頼関係の構築にもつながっています。
問合せ:学校教育課
【電話】70・5654
■家庭と協力したいこと~自ら学び・考える子どもたちを育てるために~
◇家庭学習の時間の目安は、小学生が「学年×10分」、中学生が1時間以上
家庭学習は、子どもたちの確かな学力向上のために欠かせません。
学校では、自主的な家庭学習へ発展していけるように、興味・関心をかき立て、自ら学びに向かう意欲を起こさせる授業づくりに取り組んでいます。
自宅での学習時間の確保や、子どもたちが主体的に取り組めるように温かい励ましや声掛けをお願いします。
◇全国学力・学習状況調査の結果と分析
小学6年生と中学3年生を対象に実施された同調査結果を基に、市の児童・生徒の状況について分析を行いました。
分析結果の詳細は、市ホームページに掲載しています。
〇教科に関する調査の結果
小学校の国語・算数・理科については、全国の平均正答率を下回りました。中学校の国語・数学・理科については、全国と同程度でした。
〇学習状況に関する調査の結果
「平日に学校の授業以外に1日1時間以上勉強する」や「家で、自分で計画を立てて勉強している」と回答した児童・生徒が全国平均より下回っており、家庭学習の時間が短いことが課題となっています。
(分析)
質問紙調査のクロス集計結果より、学校の授業時間以外に勉強している時間が長い児童・生徒は、そうでない児童・生徒と比較して教科の平均正答率が高いという結果がでています。
平日放課後の学習時間と平均正答率(質問紙調査のクロス集計結果より)
問合せ:教育研究所
【電話】70・5659
■綾瀬市型小中一貫教育
◇「綾瀬市型小中一貫教育」を推進
小・中学校それぞれが目指す子ども像を共有することで、9年間を見通した系統的な教育を目指しています。
“小中一貫”という名称ですが、小・中学校の校舎を統合するわけではなく、授業の進め方や学校生活のルールなどを共通化します。
進学・進級しても授業の振り返りや予習がしやすくなるなど、スムーズに授業に取り組めるようになります。
◇今年度は「授業の振り返り」に重点を置いて取り組んでいます
児童・生徒が授業を通して自ら学んだことをノートやワークシートに書き、学習内容や学習方法を言語化することによって学力の定着につなげています。併せて、課題となっている家庭学習の習慣化に結び付くように支援しています。
◇小・中学校それぞれの教員が互いに理解を深めることが重要
交流会を開催し、講演会や課題解決のためのワークショップも行っています。
目指す子ども像は「人を思いやり社会を生き抜く力を身に付けた綾瀬の子ども」
問合せ:教育指導課
【電話】70・5660
■あやせコミュニティ・スクール
◇全学校で、あやせコミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)を開始
同制度では、地域の方や保護者、学識経験者などに学校運営へ参画してもらい、共に知恵を出し合いながら「子どもの学力向上」や「地域人材の活用」などについて“熟議(じゅくぎ)(「熟慮」と「議論」の造語)”を重ねることで、地域と学校で目指すビジョンを共有しています。
〇こんな議題がありました!
・学力を向上させるための地域ボランティアとの連携について
・地域のイベントと学校のタイアップ企画について
・地元企業と連携した職業講話の実施についてなど
◇共有したビジョンを達成するために
学校と地域をつなぐ役割を果たす「地域コーディネーター」を中心に、地域学校協働活動を展開し、学校や地域で課題となっている事案の解決を目指します。
学校と地域がパートナーとして子どもたちの豊かな成長を支える「地域とともにある学校づくり」を目指していきます。
問合せ:
教育指導課【電話】70・5660
生涯学習課【電話】70・5658
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問合せ:教育総務課
【電話】70・5649
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