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あやせのものづくりを支える多様な人材から「ものづくりを再発見」

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神奈川県綾瀬市

「町工場」=「挑戦の場」
やりたいことが、やれることに

(株)栄和産業
鶴田恭平さん

鶴田恭平さんは、トラックや建機の部品を手掛ける(株)栄和産業の溶接職人だ。学生の頃から自転車やバイクいじりが好きで、体を使う仕事が好きな鶴田さん。同社への職場実習を機に「考えるより実践が得意な自分もここなら楽しく働ける」と就職した。
これまで本格的なものづくりの経験はなかったが、持ち前の好奇心とチャレンジ精神で先輩職人から技能を吸収。3年がたち、4年度あやせ技能五輪の溶接技能で市長賞(最優秀賞)を受賞するまでに成長した。社内予選では緊張により首位を逃したが、本選では不思議と他の選手の競技を冷静に分析することができ、結果につながったという。
現在、最新鋭の溶接機を任されている鶴田さんの次の目標は、同社の誇る職人技、板金加工を習得することだ。「昔から何でもやってみたい性格の自分にとって、やりたいことに挑戦させてくれる環境で働けるのはうれしいです。これからは溶接だけでなく、板金をはじめ、設計にも挑戦して、ものづくりの自由度を上げ、自分の可能性を広げていきたいです」と楽しそうに語る。
「やりたい!」気持ちが技術をつなぐ自身の可能性を広げる。綾瀬の町工場にはチャレンジと好奇心があふれている。

問合せ:工業振興企業誘致課
【電話】70・5661

       

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