2月6日にトルコ南東部で発生した大地震で、トルコとシリアは今も多くの方々が避難生活を続けています。日本でも、豪雨による浸水や土砂災害、今後起こるといわれている都心南部直下地震や南海トラフ地震など、自然災害は私たちの暮らしの近くに存在します。市では、毎年、防災設備の整備や備蓄物資の更新を行い、避難所の質の向上を図っていますが、いざというときに「自分と大切な人は、自らが守る」という防災意識を一人一人が持つことが重要です。
この機会に防災・避難について考えてみませんか。

■いざというときのために整備しました
避難所となる小・中学校で安心して生活できるように新たな設備を整備しました。

〇トイレ対策
停電・水道断水時にも使用可能なマンホールトイレを平成30年度より順次整備し、今年度で全ての小・中学校への整備が完了しました。詳しくは市ホームページを見てください。

〇通信対策
情報収集や家族との安否確認の連絡ができるように災害用無線LAN(ラン)(Wi-Fi(ワイファイ))を整備しました。大地震の影響などで携帯電話基地局にトラブルがあった場合でも、避難所で各自のスマートフォンなどで通信が可能です。

■正確な災害情報をキャッチしましょう
災害時に適切な行動が取れるように、市では正確な情報を早く伝えるツールを用意しています。

〇個別受信機
災害情報や行政情報などを一斉に放送する防災行政用無線の個別受信機を、無料で貸与しています。簡単に設置でき、屋外スピーカーの防災無線と同じ内容が聞けるので、屋外スピーカーで聞き取りにくい場合でも安心です。
申込み：同課へ直接。即日のお渡しが可能

〇あやせ安全・安心メール
自然災害や防犯に関する情報を、スマートフォンやパソコンなどへ電子メールでお知らせします。
申込み：【メール】bousai.ayase-city@raiden3.ktaiwork.jpへ空メールを送信(紙面掲載の二次元コードから送信可)。案内メールが届いたら表示に従い登録
費用：無料(通信料などは利用者負担)

問合せ：危機管理課
【電話】70・5641