■ジェネリック医薬品
先発医薬品(新薬)の特許期間が切れた後、開発メーカー以外のメーカーも同じ成分・効果の薬を製造できるようになります。これがジェネリック医薬品(後発医薬品)と呼ばれる薬です。研究などにかかる時間や費用が少ないため安価で提供できます。現在は新薬メーカーから許諾を得て、原薬、添加物と製法などが新薬と同一の医薬品、オーソライズドジェネリック(AG)もあります(全ての薬にAGがあるわけではありません)。
ジェネリック医薬品を希望する方は、かかりつけの医師と調剤薬局に相談してください。ジェネリック医薬品希望シールを同課窓口で配布していますので、必要な方は同課まで問い合わせてください。
■リフィル処方せん
リフィル処方せんとは、症状が安定している患者について医師の処方により医師と薬剤師の適切な連携のもと、一定期間内・回数内(上限3回)であれば、その都度診察を受けなくても処方せんを反復利用できる仕組みのことです。医療機関を受診する回数が少なくなるため通院負担や医療費を軽減できるメリットがあります。
◇リフィル処方せん活用の留意点
投薬量に制限のある医薬品や湿布薬はリフィルによる処方ができません。処方せんの「リフィル可」欄に医師のチェックが入っていれば記載の回数分まで利用できます。
リフィル処方せんを利用している間は薬剤師が服薬状況を確認し、気になる点や症状に変化があれば調剤を行わずに医療機関への受診を促します。そのため、同じ薬局で調剤してもらうことが推奨されます。
問合せ:保険年金課
【電話】70・5617