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初めて史跡を市指定文化財に!道場窪(どうじょうくぼ)遺跡

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神奈川県綾瀬市

道場窪遺跡と同遺跡から出土した縄文時代中期の土器・石器等一括を新たな市指定文化財に指定しました。
同遺跡は、リサイクルプラザ建設時の発掘調査で住居址(じゅうきょし)が28棟、掘立柱建物址が1棟、集石が7基検出されました。市内で縄文時代中期の集落が良好な状態で残存している例は少なく、大変貴重な遺跡と考えられています。市内の史跡は、国指定の神崎遺跡、県指定の早川城跡がありますが、市の指定は今までありませんでした。
また、出土した縄文時代中期の908点もの土器・石器の中には、市が所蔵する土器の中で最も大きい約70センチメートルの土器、河川の漁業に使われていたことが分かる大量の土製品と石器、神津島産の黒曜石を使った石器、糸魚川産のヒスイで作られた石製品なども含まれています。
このように約5000年前の市域の生活を知る上で貴重な遺跡や遺物であるため、後世に永く伝承されるよう市指定を行いました。

問合せ:生涯学習課
【電話】70・5637

       

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