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(特集)令和6年度施政方針要旨・当初予算(1)

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神奈川県綾瀬市

「小さな都市の大きな挑戦」未来を見据えた綾瀬のまちづくりへ
古塩市長は、2月26日の定例市議会で6年度の市政に対する所信の一端と主要施策を示しました。施政方針の全文は、市ホームページや市役所2階情報公開コーナーで閲覧できます。

■施政方針要旨
令和6年度は総合計画2030の4年目を迎えます。強い社会関係資本に基づいた持続的な成長・発展を続けるまちづくりに向けて「育てる」「稼ぐ」「支える」の3つの基本方針に基づく、15の戦略プロジェクトを中心とした事業などに引き続き取り組みます。
安定して行政サービスを提供しながら、中長期的な視点で投資を行うため、既存事業の見直しと節減に努め、優先的に取り組む施策へ重点的に予算を配分しました。
将来を見通す「先見」、他よりも先んじる「先進」の二つの意味を込めて「先(せん)」という言葉を念頭に置き、本市の未来を見据えた施策を進めてまいります。

(1)育てる
次世代の綾瀬を育てる視点でのまちづくりに向け、子どもが学びの機会を失うことがないよう貧困の連鎖を断ち切るとともに、保育環境を充実させ、育児と就労の両立を図り、子育て世帯を支援します。
学校教育環境の充実策として、子どもの読解力向上を図るとともに、部活動の地域移行を推進します。また、熱中症対策のため、小学校に体育館空調設備を設置していきます。
不登校の人数が急増しているため、不登校の未然防止および学校復帰を支援していきます。

(2)稼ぐ
地域経済の活性化を図り、交流機会を生み出すまちづくりに向け、多くの人を引き寄せ、新たなにぎわいを生む産業の拠点形成を進めます。道の駅は多くの人が訪れる魅力ある施設を目指し、取り組んでいきます。
魅力的な新商品開発などによる産業全体のブランド化を進めるとともに、持続可能性と社会的価値の高い「選ばれる企業」を増やしていきます。遊休農地拡大を防ぐとともに、生産性向上による「稼ぐ農業」を推進します。

(3)支える
安全で快適な暮らしを支える基盤の形成、市民の暮らしの質の向上に向け、災害対応の体制強化と健康寿命の延伸を図ります。
さまざまな災害に備え、市民の生命、財産を守るため、各種計画の検証と見直しを行うとともに、地域住民の防災意識の向上を図ります。
高齢者の社会参加を促進するとともに、市民の健康的な食習慣・行動習慣や運動の定着化を促します。
持続可能な行財政運営の推進のために公共施設の再編を進めます。

〇ばらで輝くまちあやせへの取り組み
市民が市の花「ばら」を身近に感じ、誇りを持てるよう、ばらを活用した事業を展開していきます。市役所入り口交差点付近へ「ばら」を植栽するための花壇などを整備します。
新種として開発された「あやせオリジナルばら」を披露し、その名称を市民に広く募集します。

〇脱炭素社会への取り組み
脱炭素社会の実現に向け、特に環境性能に優れた住宅に対する補助制度を創設するとともに、公共施設の照明設備のLED化やリサイクルプラザへの太陽光発電設備の設置、電気自動車の導入台数の拡大に取り組みます。
綾瀬終末処理場の消化槽施設を4月から運用開始します。

〇自治体DXの取り組み
誰もが便利で快適に暮らせる社会に向け、デジタル技術を活用したまちづくりを進めていきます。
市民と行政が共有できるビジョン形成が重要であるため、地域課題やデジタル技術活用の方向性を整理したDX推進事業の計画の策定を検討していきます。

■一般会計のグラフ
◇歳入

◇歳出

       

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