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市行政面積の約18%を占める厚木基地は、まちづくりの大きな阻害要因となっているだけでなく、航空機騒音や事故への不安など市民生活にさまざまな影響を与えています。
■航空機騒音について
厚木基地の運用から生じる航空機騒音の状況を把握するため、市内7カ所(うち2カ所は県が設置)で騒音を常時測定しています。
平成28年度以降の状況は次のとおりです。
※測定回数は、滑走路南端から南1.8kmの上土棚北で測定した回数
※米海軍の空母艦載機部隊の岩国基地(山口県)への移駐は、平成29年8月に開始し平成30年3月に完了済み
■国などへの働きかけ
市・市議会、また、市民の代表者で構成される市基地対策協議会では、毎年防衛省や外務省などへ騒音対策や安全対策の徹底、周辺対策事業の拡充について、市民の皆さんから届いた意見も踏まえて要請活動を実施しています。
また、航空機からの部品紛失、施設に係る事故の発生時や、昨年11月に発生した鹿児島県屋久島沖でのオスプレイ墜落事故後は、文書や口頭による随時要請も実施しました。
市では、厚木基地の整理・縮小・返還を基本姿勢として、粘り強い活動を行いつつ実現までの間の基地の有効活用も求めています。
他の年度・測定地点の航空機騒音の状況、厚木基地に関する情報、国などへの要望の内容は市で確認してください。
問合せ:基地政策課
【電話】70・5604