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くらしの消費生活相談

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神奈川県綾瀬市

■パソコンで警告が出たらサポート詐欺に注意
サポート詐欺とは、インターネット使用中に突然セキュリティーに関する警告画面や警告音が出て、それらをきっかけに偽のサポートに誘導しサポート料金を支払わせる手口です。

●相談事例
インターネット閲覧中に「このPCはウイルスに感染しています」との警告が次々と重なるように出てきて閉じられなくなった。マイクロソフト社を名乗っていたので、信用して記載のサポートセンターに電話した。遠隔操作で復旧してもらい、代金5万円を支払った。勧められるまま継続的なサポート契約をしてクレジットカード番号などを入力した。年間2万円のはずだが、200万円が引き落とされていた。

◇解説
(1)警告はウイルスによって表示されたのではなく、パソコンやスマホの画面上に広告が表示される仕組みを使い、偽の警告を表示させているものがほとんど。正規のウイルス対策事業者が何らかの行動を強制するような警告文を発信することはない
(2)警告表示にはマイクロソフト社やウィンドウズなど、実在の企業名や商品・サービスを名乗るものが多い

◇アドバイス
(1)警告表示は無視してブラウザの画面を閉じる(偽画面内の×は押さない)。閉じられない場合は、(独)情報処理推進機構のホームページ「情報セキュリティ安心相談窓口」を参考にする
(2)警告表示のサポートセンターには電話しない
(3)指示されて遠隔操作ソフトをインストールした場合はすぐにアンインストールする
(4)遠隔操作が始まってしまった場合は、データを抜き取られたり悪用されたりする可能性があるため、操作中はパソコンから離れない
(5)クレジットカード情報を入力した場合は、すぐにカード会社に連絡してカード利用を停止する
(6)ウイルス対策ソフトを導入し、OSやソフトウエアを最新の状態に保つ

少しでもおかしいと思い、不安や疑問があるときはすぐに消費生活センター(【電話】70・3335)に相談しましょう。

       

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