教育委員会は市や学校、地域と連携しながら、教育現場のさまざまな課題に向き合っています。意外と知らない「教育委員会のおしごと」と、あやせっこの未来をつくるさまざまな「つながり」を紹介します。
■綾瀬市教育委員会って?
教育長と4人の教育委員が話し合って教育に関する意思決定をしています。
○職員の声
教育研究所 泉指導主事
以前は綾西小学校で担任をしていましたが、今は教育委員会で主にICT機器を活用した授業の研究などを担当しています。学校で担任をしていた時は、目の前の子どもたちのことを考えて仕事をしていましたが、今は綾瀬市全体の子どもたちのことを考え、子どもたちがより良い学習環境で学べるよう努力しています。
最近は、タブレットを使った授業の研究に力を入れています。学校と協力しながら、子どもたちのためにより効果的な活用方法を探究しています。
■綾瀬市と教育委員会のつながり
子どもたちの健やかな育ちと豊かな学びのため、「総合教育会議」や「教育大綱」を通じて市と教育委員会で教育の方向性を共有しています。
▼総合教育会議
市長と教育委員会が自由に意見交換を行い、教育大綱などの市全体の教育の方向性の議論の他、地域ごとの特性や課題を踏まえた具体的な施策について協議や検討をしています。
▼教育大綱
市長が教育政策の方向性をスローガンにしたもので「自分らしく学び続ける」を基本理念に「“生きる力”を身に付ける」という目標が示されています。
○目指す人間像
•人を思いやり社会を生き抜く力を身に付けた綾瀬の子ども
•生きがいと誇りを持って人生を歩む綾瀬市民
○「生きる力」を身に付けるための5つの方針
(1)自ら学ぶ力を育みます!
・非認知能力の向上
・生涯学習の充実
・主体的に学ぶ力の向上
(2)豊かな心を育みます!
・文化・芸術活動の展開
・道徳教育の充実
・情操教育の充実
(3)健やかな体を育みます!
・健康の保持増進
・体力の向上
(4)教育環境を充実します!
・主体的に学べる生涯学習環境の充実
・教育環境の整備
(5)家庭の教育力向上に向け支援します!
・学校・家庭・地域が連携
・地域全体で子どもを育てる機運を高める