●ジェネリック医薬品
先発医薬品(新薬)の特許期間が切れたあと、開発メーカー以外のメーカーも、同じ成分・効果の薬を製造できるようになります。これが、ジェネリック医薬品(後発医薬品)と呼ばれる薬です。研究などにかかる時間や費用が少ないため、安価で提供できます。また、現在は新薬メーカーから許諾を得た、原薬、添加物および製法などが新薬と同一の医薬品、オーソライズドジェネリック(AG)もあります(すべての薬にAGがあるわけではありません)。
ジェネリック医薬品を希望する方は、かかりつけの医師および調剤薬局にご相談ください。
また、ジェネリック医薬品希望シールを同課窓口で配布していますので、ご希望の方は同課までお問い合わせください。
●先発医薬品(長期収載品)の選定療養について
6年10月から後発医薬品(ジェネリック医薬品)がある薬で、先発医薬品の処方を希望する場合は、特別の料金をお支払いいただく制度が開始されました。具体的には先発医薬品と後発医薬品の価格差の4分の1相当の料金が自己負担として徴収されます。この機会に積極的にジェネリック医薬品の利用をお願いします。
●リフィル処方せん
リフィル処方せんとは、症状が安定している患者について、医師の処方により医師および薬剤師の適切な連携のもと、一定期間内・回数内(上限3回)であれば、その都度診察を受けなくても処方せんを反復利用することができる仕組みのことです。医療機関を受診する回数が少なくなるために、通院負担や医薬費を軽減できます。
●リフィル処方せん活用の留意点
投薬量に制限のある医薬品や湿布薬はリフィル処方せんにできません。
医師がリフィルによる処方が可能と判断した場合には、処方せんの「リフィル可」欄に医師のチェックが入っていれば記載の回数分まで利用できます。
リフィル処方せんを利用している間は薬剤師が服薬状況を確認し、気になる点や症状に変化があれば、調剤を行わずに医療機関への受診を促します。そのため、同じ薬局で調剤してもらうことが推奨されます。
問合せ:保険年金課
【電話】76・5617