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あやせのものづくりを支える多様な人材から「ものづくりを再発見」

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神奈川県綾瀬市

「努力家」で「家族思い」な溶接職人

(株)ナウ産業
冨岡 正浩さん

冨岡さんは、輸出梱包資材などの金属製品を手掛ける(株)ナウ産業で、溶接作業を担っている。熊本県で生まれ育ち、技術などの手先を使う科目が好きだったことから、ものづくりの道に進むため工業高校へ進学、地元の企業に就職し、溶接と出会った。結婚を機に、妻の実家がある神奈川県へ生活拠点を移し、昨年1月に入社した。
冨岡さんの溶接へのこだわりは失敗から始まった。ミスをなくし、質の高い溶接をするため、常に溶接のことを考え、時間の許す限り、溶接スキルの向上に取り組んだ。「溶接は、学べば学ぶほど奥が深い。経験、技術力によって、溶接できる範囲も広がり、品質にも差が出る。簡単ではないがそこが楽しい」と溶接の魅力を話す。その結果、5年度あやせ技能五輪では、溶接技能部門で高い技術力が認められ最優秀技能者に輝いた。
家族を大切にし、家族から支えられ、奥深い溶接技術をさらに磨き上げるために、日々努力をするその姿をこれからも見守っていきたい。

問合せ:工業振興企業誘致課
【電話】70・5661

       

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